角部屋のメリット・デメリット徹底検証!
角部屋のメリット
角部屋はマンションやアパートの中でも人気が高く、物件を探すときのこだわり希望項目の中にも入っているほどです。そのため家賃も高めに設定されている傾向にあります。これほど人気の高い角部屋、いったいどんな魅力があるのでしょうか?角部屋のメリットをご紹介しますので参考にしてみてください。
日当たりが良くて換気もしやすい!
角部屋の物件は2面採光が一般的で、1面からのみの採光よりも多くの光を室内に取り込むことができ明るい居住空間を作ってくれます。例えば、ベランダ側とその隣の壁にも窓があるというタイプがその一例です。また窓が複数あることによって換気もしやすいので、部屋の空気の入れ替えも気持ちよくできます。角部屋でない物件の場合は窓が部屋の1箇所のみである場合がほとんどで、このような明るさや空気の通り道はなかなか得られません。
聞こえてくる生活音が少なく、自分自身の生活音も聞こえることが減る!
建物の角に当たる「角部屋」は、中部屋に比べると隣家が一つ少ないので、生活音を気にする必要もそのぶん少なくなります。お隣に人がいない壁に面してテレビやコンポなど音の出るものを置くとあまり時間帯や音量をを気にせずに使用できますね。また、隣家から聞こえてくる生活音が少ないのも人気の理由でしょう。
角部屋は防音対策が万全でない物件の場合でも比較的音を気にせず住むことができ、風通しのよい明るいスペースを作りやすいことが人気の理由になっているといえそうです。
角部屋のデメリット
窓面積が広いので外気の影響を受けやすく光熱費がかかりやすい
窓が多いまたは大きい部屋は外気の影響を受けやすいため、真夏の日差しや冬の冷気がそのまま室内に持ち込まれることになります。そのため角部屋は中部屋よりも室内を適温に保つために冷暖房費が余計にかかることを覚えておきましょう。
結露とカビ対策が必要になる
また、窓際の結露は避けられない問題です。結露の影響でカビが発生しないように除湿対策をしっかり行う必要があります。
室内を見られる確率がアップする
窓が広いぶんだけ視線が気になる人も多く、カーテンを閉じたまま生活することになる人もいます。それでは角部屋のメリットのひとつが無くなりますので、わざわざ家賃が高めの角部屋に住む必要があるのかどうか疑問になってきます。都市部では多くの物件で窓から見える場所にマンションやオフィスビルが建っています。物件を内見するときにはこうしたポイントもチェックしてみましょう。
人気の角部屋にもデメリットはいろいろありますが、それでもやはり角部屋ならではのメリットをとりたい場合は、日当たりや風通しが確保されている物件かどうかを確認した上で、早めに決断することがおすすめです。角部屋は物理的に中部屋よりも戸数が少ない上、条件のいい物件は限られているからです。チェックポイントを事前に踏まえておき、チャンスを逃さず毎日の生活を快適に過ごせる物件を選びたいですね。